デリケートゾーンケアには専用の乳液やクリームが多数販売されています。
しかし、もう少し手軽に手に入れられて効果のある商品はないかな?と気になりますよね。
今回は手に入れやすいワセリンに注目してみました!
「デリケートゾーンにワセリンは使っても大丈夫なの?」
「ワセリンって硬めだから伸びが悪いのが気になる…」
ワセリンがデリケートゾーンにもたらす効果
ワセリンの種類
デリケートゾーンに適したワセリンの製品について
まとめていきます!
デリケートゾーンにワセリンはOK?
デリケートゾーンの保湿について、多くの方が気になっている「ワセリンって使っても良いの?」という疑問にお答えします。
ワセリンは保湿効果が高く、カサつきやかゆみを防ぐのに有効な成分ですが、デリケートゾーンに使っても安全なのでしょうか。
デリケートゾーンのケアを考えるうえで、ワセリンの特徴やデリケートゾーンへの安全性、粘膜への栄養など、重要なポイントを掘り下げていきましょう。
ワセリンの基本的な特性
ワセリンは保湿作用があり、水分を皮膚に閉じ込めて乾燥から守ってくれます。
天然物で合成物質を含まないため、肌への刺激も比較的少ない特性があります。
そのため、乾燥やカサつきが気になるデリケートゾーンに塗布することで、保湿効果を期待できるのです。
ただし、ワセリンは油分が多く、肌に膜を張ることがあるため、通気性が気になる部位に使う際は注意が必要です。
デリケートゾーンへのワセリンの使用の安全性
デリケートゾーンは皮膚が薄く、デリケートな部位なので、適切なケアが必要です。
ワセリンは一般的に肌に刺激を与えにくい成分ですが、デリケートゾーンに塗布する際は以下の点に留意することが大切です。
まず、ワセリンを選ぶ際には無添加で香料や着色料が入っていないものを選ぶことが望ましいです。
次に、デリケートゾーンへの使用量は適量を守り、過剰な使用は避けましょう。
さらに、デリケートゾーンとワセリンが合うかどうかの確認のため、パッチテストを行うことをおすすめします。
陰部の粘膜への影響
デリケートな部位であるデリケートゾーンにワセリンを使用する際の注意点として、粘膜への影響が挙げられます。
ワセリンは保護膜を形成してくれますが、デリケートゾーンの粘膜に塗布することで通気性が損なわれる可能性があります。
そのため、粘膜に直接薬剤を塗布することは控えることが望ましいです。
また、ワセリンを使用した後に何らかの異常を感じた場合には、すぐに使用を中止し、皮膚科医の診察を受けることが重要です。
自分の肌に合った保湿剤を選び、健やかなデリケートゾーンを保つことが大切です。
ワセリンを使用する際には、安全に気を付けて、快適なケアを行いましょう。
デリケートゾーンにおすすめのワセリンの種類
ワセリンを使っても大丈夫なことがわかりましたが、ワセリンには大きく分けて
- 黄色ワセリン
- 白色ワセリン
- プロペト
- サンホワイト
の4種類があるのはご存知でしょうか?
それぞれの種類の違いやデリケートゾーンにはどのワセリンを使えば良いのか?を解説していきます!
黄色ワセリンの特徴
黄色ワセリンは、肌の保護や保湿に広く使われているスキンケア製品です。
一般的に「ワセリン」と聞くと白色ワセリンを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、黄色ワセリンもその効果から注目されています。
ここでは、黄色ワセリンと白色ワセリンの違いについて説明します。
黄色ワセリンは、石油から精製された後、さらに高純度にするための精製工程を経ていますが、完全に脱色されていないために黄色みが残っています。
一方、白色ワセリンはこの精製工程がさらに進められ、完全に脱色された状態のものです。
そのため、白色ワセリンのほうが純度が高く、医療現場でも使用されることが多いです。
黄色ワセリンの特徴として、保湿効果が非常に高い上に、比較的安価で手に入るということが挙げられます。
肌の表面にバリアを作り、水分の蒸発を防ぐため、乾燥から肌を守ることができます。
また、無香料・無着色のため、敏感肌の方にも安心して使用することができます。
黄色ワセリンは、リップケアやハンドクリーム、ボディクリームとしても使えるため、一つ持っていると非常に便利です。
しかし、デリケートゾーンへの使用についてはあまり勧められていません。
白色ワセリンよりも純度が低いという点で、不純物によって炎症を引き起こす可能性があるからです。
黄色ワセリンをデリケートゾーンに使用するのは避けましょう。
白色ワセリンの特徴
黄色ワセリンで説明した通り、白色ワセリンは、高純度で精製された石油由来の軟膏です。
黄色ワセリンとは異なり、さらに精製が進んでおり、不純物がほとんど含まれていないため、無色透明に近い状態です。
そのため、医療現場でも広く使用されるほど安全性が高いです。
デリケートゾーンのような敏感な部位にも安心して使用できます。
デリケートゾーンは、特に乾燥しやすく、摩擦や刺激に弱い部分です。
白色ワセリンは、その優れた保湿効果によって、この部分の乾燥を防ぎ、肌のバリア機能を高めることができます。
保湿成分が肌にしっかりと浸透し、乾燥から守ると同時に、外部からの刺激を遮断します。
これにより、かゆみや炎症の予防にも役立ちます。
白色ワセリンは入手しやすいという点でも日々のケアに取り入れやすいですね!
プロペト・サンホワイトの特徴
白色ワセリンに分類されるものの中でも、プロペトとサンホワイトは、さらに純度が高い製品です。
どちらもワセリンの中でも特に純度が高く、不純物がほとんど含まれていません。
プロペトは、医療用としても広く使われているワセリンで、薬局などで処方薬として手に入ることが多いです。
皮膚科で処方されることが多いため、安心感が高い製品と言えます。
プロペトは、特に乾燥がひどい部分や傷口の保護に適しており、保湿力が非常に高いのが特徴です。
処方薬として手に入れられるということから、保険適用できるというのは嬉しいポイントですね。
プロペトと同じ成分として一般に販売されている製品であれば、「プロペト ピュアベール」というものがあります。
一方、サンホワイトはワセリンの中でも最も純度が高い製品です。
保険適用できない製品なので、一般でしか購入できず、ワセリンの中でも割高になってしまいます。
しかし、デリケートゾーンに塗布するなら…と最も勧められているのはサンホワイトです。
デリケートゾーンへのワセリンの正しい塗り方
ワセリンの使用方法は非常に簡単です。
まず、デリケートゾーンを清潔にし、乾燥させます。
その後、清潔な手で適量を取り、優しく塗布します。
べたつきが気になる場合は、余分なワセリンをティッシュで軽く押さえると良いでしょう。
また、入浴後やシャワー後の肌が柔らかくなっているときに使用すると、保湿効果がさらに高まります。
ワセリンは製品によってはテクスチャが硬めで塗りにくいものもあります。
純度が高いサンホワイトでも、テクスチャが柔らかめで塗りやすい「サンホワイトシルキー」という製品もあるので、チェックしてみてください^^
ワセリンのデリケートゾーンの黒ずみ効果
白色ワセリンはデリケートゾーンの黒ずみ対策にも効果があると言われています。
黒ずみは、摩擦や乾燥による色素沈着が原因となることが多いです。
白色ワセリンを使用することで、肌の摩擦を減らし、乾燥を防ぐことで黒ずみ予防に期待できます。
しかし、あくまでも「予防」に効果があると言われていることが多いです。
ワセリンに限らず、市販の化粧水や乳液、ボディクリームでのデリケートゾーンの保湿も推奨されていますが、元々ある黒ずみを改善するというところまでは効果はないと言われています。
あくまで、保湿をして黒ずみを予防できるというところに期待ができると考えられているのです。
ワセリン以外のデリケートゾーンの黒ずみ対策
では、黒ずみを改善したい場合はどのような商品を選べば良いのでしょうか?
推奨されているのは、
ビタミンC誘導体
トラネキサム酸
ハイドロキノン
プラセンタエキス
といった厚生労働省に認可されている美白成分が配合されているクリームです。
中でも人気のある、イロハのVIOトリートメントミルクは、デリケートゾーンのケアに特化したトリートメントミルクです。
高い保湿力や低刺激設計に加え、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸など、美白成分も配合されているため、デリケートな部分のケアに最適です。
ワセリンの他にも、手軽に購入できるものでケアしたいという方は、こちらの記事を参考にしてみてください^^
黒ずみ対策をしたい方はこちらの記事を見てみてください。
まとめ:デリケートゾーンにワセリンのおすすめは?黒ずみへの効果と塗り方
今回は、デリケートゾーンの保湿にワセリンを使用しても大丈夫なのか?ということをメインにお話してみました。
お役に立てたでしょうか?^^
手軽にデリケートゾーンを保湿するのに、ワセリンは推奨されていますが、ワセリンの中でも、白色ワセリン、その中でもプロペト、サンホワイトといったより純度の高い製品を使用するのがおすすめです。
純度が低い=不純物が含まれていることで、不純物によって炎症を引き起こす可能性があるからです。
ワセリンは大容量で使い切れるか不安、テクスチャが硬めで使いにくい、などと色々な意見もありますが、少しの量で試せたり、柔らかめの製品も販売されているので、自分にあったワセリンを選んでみてくださいね☆