デリケートゾーンの乾燥やかゆみ、かぶれなどで悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
デリケートな部分だからこそ、どのようなケアをすれば良いのか悩むこともありますよね。
特に、
「普通のボディクリームを使っても大丈夫なのかな？」
「専用の保湿クリームを購入した方が良いのか？」
などと迷っている方も少なくないはずです。
今回は、
デリケートゾーンの保湿の重要性
デリケートゾーンに普通のクリームを使用しても大丈夫なのか？
使用しても良いならおすすめのボディクリームは？
ということでまとめていきたいと思います。
デリケートゾーンには保湿が重要！
足や腕にボディクリームは塗るけど、デリケートゾーンには塗ったことがない…
そんな方も多いのではないでしょうか？
ここでは、デリケートゾーンの保湿がなぜ必要なのか、その理由や効果について詳しく解説します。
適切なケアを知ることで、毎日の不快感を軽減したり、健康で快適な生活を送れるようにしましょう^^
デリケートゾーンの肌状態
デリケートゾーンの肌は、他の部位に比べて非常に繊細で敏感です。
この部分の皮膚は薄く、汗腺や皮脂腺も少ないため、乾燥しやすい特徴があります。
また、外部の刺激や摩擦、湿気などによってバランスを崩しやすく、トラブルが起きやすい部位でもあります。
デリケートゾーンの肌状態は季節や生活習慣、ホルモンバランスの変化によっても大きく影響を受けます。
特に、女性は生理周期によって肌の状態が変わりやすく、生理前後は特に敏感になることが多いため、普段以上に丁寧なケアが必要になりますね。
さらに、デリケートゾーンの肌状態を保つためには適切な保湿が重要です。
デリケートゾーンに保湿が必要な理由
デリケートゾーンに保湿が必要な理由は、その部位の特性と環境に大きく関係しています。
まず、デリケートゾーンは汗腺や皮脂腺が少なく、自然な油分や水分の分泌が少ないため、乾燥しやすい特徴があります。
この乾燥が進むと、かゆみや赤み、ひび割れなどのトラブルが発生しやすくなります。
また、デリケートゾーンは常に下着や衣服で覆われており、通気性が悪く湿気がこもりやすい環境です。
これにより、汗や分泌物が溜まりやすく、雑菌が繁殖しやすい状況が生まれてしまうのです。
適切な保湿を行うことで、このような環境から肌を守り、健康な状態を保つことができます。
さらに、デリケートゾーンの肌バリア機能を保つことが重要であることが示されています。
保湿を行うことで、このバリア機能が強化され、外部の刺激から肌を守る役割を果たすのです。
脱毛後や自己処理後にも保湿はとっても重要ですね！
また、生理中や排卵期など、ホルモンバランスが変動する時期には肌が敏感になりやすいですね。
また、デリケートゾーンの保湿は、乾燥や摩擦によるトラブルを防ぐだけでなく、美容面でも効果があります。
肌が潤っていることで、滑らかで健康的な見た目を保つことができ、自信にもつながりますよね☆
デリケートゾーンの保湿不足がもたらす問題
デリケートゾーンの保湿不足は、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
まず最も一般的な問題は乾燥です。
デリケートゾーンの皮膚は他の部位よりも薄く敏感であり、保湿が不足するとすぐに乾燥してしまいます。
この乾燥が進行すると、かゆみや赤み、さらにはひび割れや炎症などのトラブルが発生しやすくなります。
また、保湿不足はデリケートゾーンのバリア機能を低下させる原因となります。
皮膚のバリア機能が弱まると、外部からの刺激や雑菌の侵入が増え、感染症や炎症が起こりやすくなります。
特に、カンジダや膣炎などの感染症は、保湿不足によって引き起こされることが多いのです。
さらに、保湿不足による乾燥は、摩擦によるトラブルも引き起こします。
デリケートゾーンは下着や衣服による摩擦が頻繁に起こる部位です。
乾燥している状態で摩擦が加わると、肌がさらにダメージを受けてしまいますよね。
それにより、痛みやかぶれを引き起こします。
これが慢性的になると、皮膚が硬くなったり色素沈着が起こったりすることもあります。
デリケートゾーンの保湿不足が心理的なストレスを引き起こすとも言われているとか…
というのも、乾燥やかゆみ、痛みなどの不快な症状が続くと、日常生活に支障をきたし、ストレスや不安感が増大することがあるから。
特に、デリケートな部分のトラブルはプライベートな問題であるため、相談しづらく一人で悩んでしまう方が多いのです。
デリケートゾーンの保湿クリームはなんでもいいの？
デリケートゾーンに保湿が重要であることはわかりましたが、実際にデリケートゾーンに使用する保湿クリームはどんなものでも良いのでしょうか？
言ってしまえば、自分の肌に合ったものなら大丈夫です。
しかし、同じ自分自身の肌と言っても、身体全体と比べるとデリケートゾーンは敏感肌であることを頭に入れておきましょう。
それだけで、デリケートゾーンとデリケートゾーン以外とでは、使用するクリームは分けた方が望ましいということがわかると思います。
デリケートゾーン用の保湿クリームを選ぶ際の基準として必ずチェックしておきたいのが
香料や防腐剤、アルコールなどを含まない無添加・低刺激である
ということです。
デリケートゾーンに普通のボディクリームは大丈夫？
と言われても、デリケートゾーンの専用クリームは少し値段がはったり、手に入れにくかったりしますよね。
とりあえず、普通のボディクリームじゃダメなの？家にあるもので済ませたい！と思う方は多いでしょう！
ボディクリームは全身用に作られているため、顔やデリケートゾーンのように特に敏感な部分に使用することをためらう人もいます。
デリケートゾーンは非常に繊細な部位であり、通常のボディクリームの成分が刺激になる可能性があります。
それを理解した上で、デリケートゾーンに普通のボディクリームを使用することの影響や注意点について詳しく見ていきましょう！
ボディクリームの成分と影響
普通のボディクリームには、保湿成分としてよく使われるグリセリンやヒアルロン酸、シアバターなどが含まれています。
これらの成分は一般的に安全であり、肌の保湿に効果的です。
しかし、香料や防腐剤、アルコールなど、敏感肌には刺激となり得る成分も含まれていることが多いです。
そのため、一般的なボディクリームでは成分が強すぎたり、刺激が強い場合があり、人によっては逆にトラブルを引き起こすこともあるため、注意が必要ですね。
皮膚科医のアドバイスによると、デリケートゾーンのケアにおすすめなのは
- 低刺激性
- 無香料
- 保湿成分としてはヒアルロン酸やセラミド、アロエベラエキスなどが配合されている
といった製品が良いとされています。
デリケートゾーンの皮膚は薄く、外部からの刺激に敏感です。
香料やアルコールが含まれているボディクリームを使用すると、かゆみや赤み、ひりつきなどの刺激反応が出ることがあります。
また、防腐剤や合成界面活性剤は、長期的に使用することで皮膚のバリア機能を弱める可能性があります。
これにより、デリケートゾーンのトラブルが悪化する恐れもあります。
肌に合わない製品を避け、適切な成分が含まれた製品を選ぶことが重要ですね！
ボディクリーム使用時の注意点
デリケートゾーンに普通のボディクリームを使用する際には、いくつかの注意点を守ることが重要です。
- 使用するクリームの成分表示を確認し、刺激の強い成分が含まれていないかをチェックする
- 使用前にパッチテストを行う
- 手を清潔にしてからデリケートゾーンにクリームを塗布する
まず、使用するクリームの成分表示を確認し、刺激の強い成分が含まれていないかをチェックしましょう。
特に、香料やアルコール、防腐剤が含まれていない製品を選ぶことが望ましいです。
使用前にパッチテストを行うこともおすすめです^^
少量のクリームを腕の内側などに塗り、24時間程度様子を見ます。
反応が出た場合は、その製品の使用を避けるようにしましょう。
赤みやかゆみ、腫れなどの反応がない場合は、基本的に使用しても大丈夫ですが、敏感な肌には反応する可能性もあるため、デリケートゾーンに使用する場合は、ごく少量ずつ塗布して様子を見ましょう。
また、デリケートゾーンにクリームを塗る際には、手を清潔にしてから行うことが大切です。
雑菌が付着していると感染症のリスクが高まります。
塗布後もデリケートゾーンを清潔に保つよう心がけ、通気性の良い下着を着用することでムレを防ぐことができます。
また、生理中や排卵期など、ホルモンバランスが変動しやすい時期には、デリケートゾーンがさらに敏感になるため、保湿ケアを一層丁寧に行い、刺激の少ない製品を使用することが推奨されます。
人によっては、普通のボディクリームでもデリケートゾーンの保湿には役立ちますが、デリケートゾーン専用の低刺激製品を使用することが最も安全で効果的なケア方法であることは覚えておいてくださいね！
デリケートゾーンの保湿に代用できる市販のクリーム
デリケートゾーンの保湿には、デリケートゾーン専用のクリームが良いということはわかった！わかってる！でも…
「手軽にどこでも買えるおすすめの保湿クリームはないのかなー？」
と気になっている方に、
マツキヨなどドラッグストアやドンキなどでも購入できる市販品で！
デリケートゾーンにも実際に使っている方が多い！
代用できるおすすめクリームをご紹介していきます♪
キュレル
まずはキュレルのローション。
伸びが良い乳液タイプです。
赤ちゃんにも使える低刺激タイプなので、デリケートゾーンの保湿にも使っているよ！という方は多いですね☆
キュレルのローションの最大の特徴は、「セラミドケア」です。
セラミドは肌のバリア機能を高める成分であり、肌の乾燥を防ぐために非常に重要です。
キュレルのローションには、セラミド機能成分が含まれており、肌の奥まで浸透して保湿効果を発揮します。
これにより、乾燥から肌を守り、しっとりとした状態を保つことができます。
ニベア
ニベアと言えば、こちらの「青缶」と呼ばれる製品がよく知られていますよね^^
しかしニベアの青缶は、ハンドクリームとして使われていることが多く、デリケートゾーンに塗布するには少しテクスチャが硬めでベタベタとするのが気になるという口コミが多いです。
ですので、ニベアでデリケートゾーンに使用するならこちらの方がおすすめ。
ポチップ
こちらの商品は、美白有効成分「ビタミンC誘導体」が入っているため、美白やターンオーバー促進に効果があります。
デリケートゾーンの保湿だけでなく、黒ずみ改善にも有効という意見が多いですよ。
ワセリン
デリケートゾーン専用クリームの代用として、ワセリンを使用している方も多いです。
しかし、ワセリンにはいくつかの種類があったり、処方薬として処方されるもの、保険適用できるもの、できないものがあります。
下記にワセリンについて詳しく解説しているので参考にしてみてください☆
ベビーオイル
ベビーオイルは赤ちゃんの保湿ケアに使用されることが多いですが、最近では大人でもヘアケアやメイク落としなどに使用している方も多いですよね！
赤ちゃんの肌にも使えるものなので、デリケートゾーンにも安心して使うことができます。
ただし、ベビーオイルを使う場合は事前に化粧水などで水分を補給してから薄く伸ばして使用するのが良いでしょう。
塗りすぎると逆にかゆみを引き起こしてしまう場合もあります。
適量を守って、継続的に使用することがおすすめです！
オイルであれば、無印良品のホホバオイルを愛用している方も多いですよ！
こちらの記事を参考にしてみてください^^
デリケートゾーン専用の保湿クリームのおすすめ
デリケートゾーン専用クリームについてもご紹介しておきます。
デリケートゾーン専用クリームは、最近では無香料・無着色で低刺激のものが多く、敏感肌にも安心して使える設計になっています。
それに加えて、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分がたっぷり含まれていたり、製品によっては美白成分が配合されていて黒ずみに効果があるものもあります。
ラフドット インティメイトクリーム
laugh.（ラフドット）は、株式会社laugh.が運営するインティメイトケアブランドです。
ウォッシュ、クリーム、ミストなど、デリケートゾーンのケアに特化した製品がラインナップしています。
女性の悩みに寄り添った製品作りに、ユーザーからの信頼も抜群です^^
ラフドットのインティメイトクリームにはCICAやエモリエントなど、保湿に特化した美容成分がたっぷりと配合されています☆
水で落ちにくい成分が配合されているので、お風呂場で、濡れた身体にもそのまま塗布することができるのが大きな特徴ですね！
香りが3種類から選べるのも嬉しいポイントです♪
ラフドットのインティメイトクリームについては、こちらに詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
イロハ VIO トリートメントミルク
イロハのVIOトリートメントミルクは、乾燥や黒ずみが気になる方や、他のケア製品で刺激を感じたことがある方に好まれている商品です。
保湿力が高く、低刺激設計であることはもちろんのこと、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの成分が含まれており、肌の色ムラや黒ずみを改善します。
これにより、デリケートゾーンの黒ずみを目立たなくし、明るく透明感のある肌に導きます。
継続的に使用することで、肌のトーンが均一になり、肌がしっとりとして黒ずみが目立たなくなったと感じている口コミもありました。
長時間続くしっとり感も、多くのユーザーから高評価を得ています。
特に乾燥しやすいデリケートゾーンにおいて、長時間の保湿効果は重要です。
セラミドが豊富に含まれているため、水分をしっかりと閉じ込め、長時間肌を潤わせることができるとされています。
まとめ：VIOの保湿クリームはなんでもいい？デリケートゾーンに普通のボディクリームはOK？代用やおすすめ
デリケートゾーンの保湿や黒ずみ予防に、普通のボディクリームでも効果はあるのか？
デリケートゾーンに使っても大丈夫なのか？
ということでまとめてみました。
結論としては、普通のボディクリームの中でも低刺激であったり、粘膜に塗ることは避けたり、自分の肌に問題がなければ使用はできます。
ただし、デリケートゾーン専用クリームであれば、より低刺激かつ高保湿であることを考えられて作られているため、そちらの方が肌に合うという方も多いでしょう。
普通のボディクリームよりも少し値段が高かったりコスパが良くないと感じる方も多いため、その辺りも考慮してデリケートゾーン専用クリームを検討してみてください。
